地獄の与太も紙次第

意味は苦し紛れの一撃

欲望の紋章、悪逆の暗黒進化

地獄の与太も紙次第、たつまるです。

世間では大会やイベントごとが無くなって残念な日が続きますが、バトスピの2~3月はデジモンを皮切りに、ガンダム仮面ライダーとコラボカードが立て続けに出る季時期でもあります。

そんなわけで今回は2/29発売のコラボブースター デジモン LAST EVOLUTIONを使い、

無関係に見えて実はシナジーがある、そんなデッキです。

通常弾と合わせた構築に関しては他の方が詳しく解説している記事があるのでそちらを参考に。

 

ではさっそくデッキレシピ。

過去回と同じようにデッキレシピにはその役割に応じて色が付けてあります。

それもサクっと解説。

デッキ名:欲望の紋章

スピリット 28枚

太一のアグモン 3

ヤマトのガブモン 3

ガルルモン 2

レオモン 3

カザリ(完全体) 3

メズール(完全体) 3

アグモン-勇気の絆-  3

ガブモン-友情の絆- 3

アルファモン 3

ブラックウォーグレイモン 2

ネクサス 9枚

八神太一 3

石田ヤマト 3

欲望の館 3

マジック 3枚

白晶防壁 3

 

青いカード:足元、低コストサーチなどの始動カード

紫のカード:フィニッシャーを煌臨させるための土台

赤いカード:フィニッシャー及び創界神効果を使うトリガー

 

どんなデッキ?

LAST EVOLUTIONで追加される新たな究極体、アグモン-勇気の絆-とガブモン-友情の絆-とその両者との組み合わせを前提にした創界神、八神太一と石田ヤマトをフィニッシャーに据え、煌臨スピリットである両者を降ろすために、進化やネクサスとの連動ギミック等の多種多様な手段を持って煌臨元を作るデッキです。

と言うのは建前、主人公デジモンを採用したデッキなのに進化やネクサスギミックで悪の怪人が出てきたら面白くない?っていうデッキです。

 

ピックアップカード

基本的にはデジモンのデザイナーデッキ+αなので今回はピックアップカードだけ。

 

 

レオモン

色を問わない超進化を可能にする5コスト成熟期。

とは言え、本当の真価はワープ進化。

条件を無視して-絆-究極体を煌臨させて前のめりに攻め込みむための一枚。

 

カザリモン(完全体)/メズールモン(完全体)

欲の力によって暗黒進化た闇の完全体。

劇中ではヤマトが仲間ならどうせやってくれるだろうと歪んだ友情を持ったためガルルモンが暗黒進化したカザリモンが、丈が事故を正当化するために皆に不実な嘘をついたためイッカクモンが暗黒進化したメーズールモンが登場しました。

太一の間違った勇気によるスカルグレイモンが登場した直後なので、不安に思ったTVの前の選ばれし子供たちも多かった……わけないです。

明らかに作風が違うこいつらは完全体でありながらデジモンではなく、仮面ライダーコラボのグリードに属する紫のスピリットです。

デジモン外のカードでありながら、系統:完全体なのでアグモン/ガブモンで回収できますし太一/ヤマトにも神託出来き、ガルルモンやレオモンで進化することも可能な上、6コストなので-絆-究極体の煌臨元にもなれるスピリットです。

また、欲望の館を疲労させることで手札/墓地から召喚できるというグリード特有のギミックもあるので、もしスピリットを全処理されてもネクサスの軽減を取りつつ、神速のように召喚することで無理矢理煌臨元を作るという手段が使えます。

ちなみに、カザリは維持コストが暴利なもののアタック時に相手すべてのコアを1にする効果と2コア以下のスピリットを破壊することで回復するワーガルルモンのような効果、メズールはライフを減らした時に相手をハンデスする効果とコア数を条件にしたアンブロッカブル効果を持ちます。

デジモンの進化と欲望の館ギミックで遊ぶというコンセプトの根幹。

ちなみに、他のグリードはセルメダルにスロットを裂く必要があるので不採用です。

 

欲望の館

置き物兼系統:完全体射出機

 

アグモン-勇気の絆- /ガブモン-友情の絆-

八神太一/石田ヤマト

太一のアグモン/ヤマトのガブモン

フィニッシャーと創界神とゴッドシーカー。

-絆-究極体と創界神にはそれぞれコンセプトギミックがあるのでアグモン/ガブモンを利用して何が何でも必ず盤面に置いておきたいところです。

差し替え候補

 ガルルモンをネクサス破壊のグレイモン[2]や墓地回収能力のあるイビルモンなどに入れ替えたり、アルファモンを他の防御札に変えたり、ブラックウォーグレイモンを太一/ヤマトとシナジーのあるオメガモンマーシフルモードなんかに変えてもいいと思います。

白晶防壁についても煌臨を積極的に使うデッキなのでソウルコアを使わない防御札に変えるのもアリかもしれません。

最期に

最近のバトスピはデザイナーデッキが主流ですが、カードリストを見ていると今回の様に意外なところに意外なシナジーが存在します。

そのどれもがマトモに狙っていけるというものではないですが、たまにはギミックの珍妙さをメインに組んでみるのもおすすめです。